Inter College Animation Festival 2021
インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)は、大学や専門学校などの教育機関で制作された学生作品を上映する映画祭です。
各校の作品は教員の推薦によって決まります。そしてICAFの歴々の出品者を見ると、TVアニメーションの分野で活躍する方はもちろん、アカデミー賞、カンヌやベルリン映画祭出品・受賞監督。広島、アヌシー、オタワ、ザグレブなど世界各地で行われているアニメーション映画祭の常連監督が名を連ねています。その成果は卒業以降の一人一人の努力の賜物ではありますが、大学や専門学校などの教育を通じて、何か学び得たものがあるのではないでしょうか。
また、活躍する人数の多さは、学生の時から切磋琢磨し努力を重ねていた姿を、教員がしっかり見守ってきたことの現れだと思います。
ICAFは作品を楽しむだけではなく、「人物」や「教育」が見えてくる映画祭です。
11月、日本アニメーション協会、あるいは日本アニメーション学会各会員である、 京都造形芸術大学、東京工芸大学、東京造形大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学の各アニメーション教育担当教員により実行委員会を形成。
実行委員会はメンバーの変遷がありつつも、現在でも各幹事校教員により組織されている。
実行委員長:古川タク/FD:陣内利博(武蔵野美術大学)
参加校数:11校
会場:東京都写真美術館(5/8〜12)、関西ドイツ文化センター(6/28〜29)
実行委員長:古川タク/FD:陣内利博(武蔵野美術大学)
参加校数:16校
会場:セシオン杉並(9/21〜23)、京都ドイツ文化センター(10/4〜6)
実行委員長:古川タク/FD:陣内利博(武蔵野美術大学)
参加校数:16校
会場:セシオン杉並(10/1〜3)、京都ドイツ文化センター(10/15〜17)
故・やなせたかし氏による特別後援を受け「やなせたかし奨励賞」を設置。
4名の学生が表彰される。また、観客賞の投票も行われた。(’04大会のみ)
実行委員長:古川タク/FD:木船徳光(東京造形大学)
参加校数:18校
会場:セシオン杉並(3/11〜13)、京都ドイツ文化センター(4/28〜30)
実行委員長:古川タク/FD:木船徳光(東京造形大学)
参加校数:17校
会場:国立新美術館(9/23,27,28,30)、京都ドイツ文化センター(10/4〜6)
東京は国立新美術館を新たな会場とし(’07〜)、大々的なシンポジウムも開催された。
ICAFロゴマークが多摩美術大学の川辺圭さんにより制作された。
実行委員長:古川タク/FD:木船徳光(東京造形大学)
参加校数:13校
会場:国立新美術館(9/25〜28)、京都国際マンガミュージアム(10/7〜9)
今までの教員中心の運営に加えて幹事校の在校生による学生実行委員会を設置した。
実行委員長:古川タク/FD:木船徳光(東京造形大学)
参加校数:16校
会場:国立新美術館(9/11〜14)、京都国際マンガミュージアム(9/21〜23)
実行委員長:古川タク/FD:山中幸生(東京工芸大学)
参加校数:14校
会場:国立新美術館(9/23〜26)、京都国際マンガミュージアム(10/2,8,9)
実行委員長:古川タク/FD:和田敏克(東京造形大学)
参加校数:18校
会場:国立新美術館(9/23〜25)、京都国際マンガミュージアム(10/15,16、21〜23)、金沢21世紀美術館(11/4〜6)
参加校特別上映:大阪芸術大学(11/9〜11)、長岡造形大学(12/2〜4)、札幌特別上映(2012年2/4)
幹事校に女子美術大学が加わり、計5校体制になる。
地方会場に金沢が加わり、同時に北海道札幌でもプレ上映を行った。これらのことが全国にまたがる規模の大会となるきっかけになった。
ICAF創立から運営に携わられた片山雅博多摩美術大学教授が急逝され、追悼プログラムが行われた。
実行委員長:古川タク/FD:野村辰寿(多摩美術大学)
参加校数:27校
海外プログラム「SupinfoCom特選集」
会場:国立新美術館(9/27〜30)、北海道足立学園札幌大通りホール(10/10〜14)、京都国際マンガミュージアム(10/18〜21)、金沢21世紀美術館(11/8〜11)
参加校特別上映:大阪芸術大学(11/9〜11)、長岡造形大学(11/30〜12/2)、名古屋特別上映(12/22)
ICAF開催10回目となる記念大会であり、特別プログラムでは歴代作品上映を行った。
金沢市の支援のもと各校から参加者を募り1泊のアニメーション交流「合宿」(金沢)が行われた。また、名古屋特別上映が行われ、翌年度から正式な地方会場となる。
幹事校に東京藝術大学が加わり、計6校体制になる。
実行委員長:古川タク/FD:IKIF(木船徳光・石田園子)
参加校数:21校
海外プログラム「海外学校紹介」(SAE Institute/韓国芸術総合学校)
会場:国立新美術館(9/26〜29)、北海道足立学園札幌大通りホール(10/17〜20)
参加校特別上映:沖縄県立芸術大学(11/2〜3)、金沢21世紀美術館(金沢:11/7〜10)、立誠シネマ(京都:11/29〜12/1)、愛知芸術文化センター(名古屋:12/8)
特別協賛の京楽ピクチャーズ.株式会社により観客賞が設置された。
参加校特別上映が廃止され、東京会場を本大会、各地方上映を地方会場と呼称することとなった。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2013において「京楽ピクチャーズ.presents 学生アニメーションの祭典ICAFセレクション」が上映された。
実行委員長:古川タク/FD:羽太謙一(女子美術大学)
参加校数:国内16校 海外3校
海外プログラム「海外学校紹介」(サンミョン大学校/北京電影学院/SAE Institute MEXICO)
会場:国立新美術館(9/25〜28)、新千歳空港国際アニメーション映画祭内(北海道:11/3)、金沢シネモンド(金沢:11/8〜14)、立誠シネマプロジェクト(京都:11/28〜30)
愛知県立芸術文化センター(名古屋:12/6)
名誉実行委員長:古川タク/FD:布山タルト(東京藝術大学)
参加校数:国内29校
会場:国立新美術館(8/28〜31)、新千歳空港国際アニメーション映画祭内(北海道:11/1,2)、金沢シネモンド(金沢:11/7〜13)、甲府えびす講祭・前夜祭(甲府:11/22)、横川シネマ(広島:11/28,29)、KINO-VISION 2015(京都:11/27〜29)、愛知県立芸術文化センター(名古屋:11/29〜12/6)
名誉実行委員長:古川タク/FD:和田敏克(東京造形大学)
参加校数:国内28校
海外プログラム「海外学校紹介」(韓国・漫画アニメ最強戦/デンマークTAW)
会場:国立新美術館(9/15〜18)、新千歳空港国際アニメーション映画祭内(北海道:11/3〜6)、佐賀大学美術館(佐賀:11/8〜19)兵庫・ブックカフェギャラリーQuiet Holiday(姫路:11/11.12)、21世紀美術館(金沢:11/12,13)、Lumen gallery (京都:11/18〜20)、横川シネマ(広島:11/26)、愛知県立芸術文化センター(名古屋:11/27)
名誉実行委員長:古川タク/FD:小柳貴衛(東京工芸大学)
参加校数:国内29校 海外2校
海外プログラム「海外学校紹介」(韓国・漫画アニメ最強戦/デンマークTAW)
会場:国立新美術館(9/15〜18)、まにわ映像フェスティバル2017内(岡山:8/11〜27)、新千歳空港国際アニメーション映画祭内(北海道:11/5)、佐賀大学美術館(佐賀:11/19〜23)、兵庫・ブックカフェギャラリーQuiet Holiday(姫路:11/24,25)、金沢シネモンド(金沢:11/11〜17)、Lumen gallery (京都:11/17〜19)、横川シネマ(広島:11/23)愛知県立芸術文化センター(名古屋:11/19)、GUNMAマンガ・アニメフェスタ(群馬:2/25)
名誉実行委員長:古川タク/FD:陣内利博(武蔵野美術大学)
参加校数:国内24校 海外1校
海外プログラム「海外学校紹介」(韓国・漫画アニメ最強戦/デンマークTAW)
会場:まにわ映像フェスティバル2018内(岡山:8/18〜9/2)、国立新美術館(9/27〜30)、兵庫・ブックカフェギャラリーQuiet Holiday(姫路:10/26,27)、愛知県立芸術文化センター(名古屋:10/27)、Lumen gallery (京都:11/16〜18)、ハルモニー(金沢:11/17〜18)、横川シネマ(広島:12/1)
名誉実行委員長:古川タク/FD:野村辰寿(多摩美術大学)
参加校数:国内25校 海外3校
会場:まにわ映像フェスティバル2019内(岡山:8/11〜25)、国立新美術館(9/26〜29)、Lumen gallery (京都:11/15〜17)、広島市映像文化ライブラリー(広島:11/16)、読売テレビ本社・10hall(大阪:11/24)、ブックカフェギャラリーQuiet Holiday(姫路:11/22)、愛知県立芸術文化センター(名古屋:11/30〜12/1)
名誉実行委員長:古川タク/FD:布山タルト (東京藝術大学)
参加校数:国内22校
会場:
[オンライン会場]プレ・オープニング期間(9/19-23)、メインイベント期間(9/24-27)、アーカイブ期間(9/28-10/4)
[配信スタジオ、パブリックビューイング会場]国立新美術館(東京、9/24-27)
[バーチャル会場]cluster(9/24-27)
[セレクション上映]調布メディアアートラボ内(東京、2021/3/6-7)、東京アニメアワードフェスティバル内(東京、2021/3/15)