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2020-08-16

コラム『学生に向けて贈る言葉』:IKIF(木船徳光・石田園子)/東京造形大学教授・東京工芸大学教授

2020-08-16

コラム『学生に向けて贈る言葉』:IKIF(木船徳光・石田園子)/東京造形大学教授・東京工芸大学教授

ICAF実行委員会は、幹事校5校のアニメーション教育に携わる先生で組織されています。そんな先生たちにも学生時代がありました。先生方が自らを振り返りながら、今の学生へ贈る言葉です。(*内容は掲載当時のものです) IKIF(木船徳光・石田園子)/東京造形大学教授・東京工芸大学教授 1979年東京造形大学在学中にユニットを組み、8ミリ、16ミリフィルムによる自主制作アニメーションの制作を始め、様々な素材や技法を用いた実験アニメーションや映像インスタレーション等を作り発表を続ける。80年代終盤パソコンのAMIGAを購入したのがきっかけで、90年以降はCGアニメーション制作の仕事に携わるようになる。一方で数々の映像ワークショップを全国の美術館などで行ってきた。現在はそれぞれ東京造形大学と東京工芸大学でアニメーション教育に携わりながら活動を続けている。 *写真は学生当時 IKIF+(アイケイアイエフプラス)IKIFで業務としてアニメーションに関わる比率が増したため平成9(1997)年4月に会社組織として発足。3DCG制作を主とした、TVシリーズ、劇場用、ゲームのムービー等のアニメーション制作業務を
サムネイル:ICAF 2020 フェスティバル・ディレクターからのご挨拶

2020-08-01

ICAF 2020 フェスティバル・ディレクターからのご挨拶

2020-08-01

ICAF 2020 フェスティバル・ディレクターからのご挨拶

 学生アニメーションの最前線、インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)。18回目を迎える今回は「あたりまえを問いなおす」をテーマとして掲げます。  新型コロナウィルスのパンデミックにより世界は短期間のうちに激変してしまいました。数多くの尊い命が失われ、都市封鎖により経済活動は停滞し、学校も閉鎖されました。「あたりまえ」の日常が崩れ、学校や授業、入学式や卒業式、会うこと・話すこと・食べること…等々、あらゆることの意味を根本から考えさせられる日々が続いています。こうした喪失の経験は悲劇としか言いようがありませんが、それをただ悲観していても何も始まりません。むしろ私たちの「あたりまえを問いなおす」機会として捉え、ポジティブに社会を変えるきっかけにしていくべきではないでしょうか?  ICAFもまた、20年近い歴史の中で回を重ねるごとに様々な「あたりまえ」が形づくられてきました。今回のICAF2020では、そうした「あたりまえ」を根本から問い直し、この危機的状況だからこそ出来る、新しい形のフェスティバルを目指したいと考えています。具体的には、まずICAFという「場」のありか
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2019-09-29

ICAF2019 プレスリリース

2019-09-29

ICAF2019 プレスリリース

インターカレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)2019 2002年から始まった、日本国内の教育機関で制作された学生アニメーションを集めた映画祭、インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)が、17回目となる今年も開催されます。過去総計40校以上が参加してきたICAFは、出品作品選定を学生を指導してきた各校の教員が行うこともあり、どこよりも早く素晴らしい原石を見つけ出すことが出来る映画祭とも言えます。また作品上映される学生にとって、今後の創作意欲を掻き立てられる刺激となるものであると思います。加えて、近年では参加各校から選抜された作品を対象とした観客賞の設立。そしてICAFに参加していない学校の学生や高校生を対象とした持ち込み講評会を行い、片渕須直監督をはじめとした、若手・ベテランの監督陣からアドバイスを受けられる機会なども設けてきました。SNSや動画サイトで自ら作品を発表できる環境が整ってきたとはいえ、学生アニメーションを大きなスクリーンで観る機会は卒業制作展など限られた場に留まります。このような機会にぜひ腰を据えて、日本のまさに最先端に立とうとしている