ICAFの共催団体である日本アニメーション学会からのお知らせです。
今年の第22回大会は、9月12日・13日にオンラインで開催されます。
非会員の皆さんや学生の皆さんも参加出来ますので、ご興味ある方は是非、お申し込み下さい。
参加申込みの〆切は9月9日(水)となっています。
詳細は以下の大会WEBサイトをご覧下さい。
▶️日本アニメーション学会第22回大会WEBページ
日本アニメーション学会第22回大会【オンライン開催】
●会期:2020年9月12日(土)・13日(日)
●参加申込み期間:8月27日(木)〜9月9日(水)
●参加費:会員(一般):3,000円 / 会員(学生):1,000円
非会員(一般):2,000円 / 非会員(学生):1,000円
大会WEBサイトにてアカウントを作成した上で、クレジットカード決済または銀行振込にて参加費をお支払い下さい。参加受付を完了すると、大会当日(9月12日9:00〜)に、同サイトから各プログラムにZOOM等でご参加頂けるようになります。
<プログラム>
【1】渡辺泰先生追悼シンポジウム
本学会名誉会員・渡辺泰先生が2020年3月27日にご逝去されました。渡辺先生は共著『日本アニメーション映画史』等でアニメーション研究を牽引され、日本アニメーション学会特別賞、文化庁メディア芸術祭功労賞、東京アニメアワードフェスティバル功労賞を受賞されました。渡辺先生のご功績をあらためて振り返るとともに、みなさまとご一緒に渡辺先生を偲ぶ機会になることを願います。
◎日時:9月12日(土)13:00〜16:00
◎概要:
【第1部】
・鈴木伸一(東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム館長)「渡辺泰さんの功績と想い出」
・竹内オサム(同志社大学教授)「『ビランジ』での渡辺泰さん」
・安井喜雄(神戸映画資料館館長)「ありがとう 渡辺泰さん」※追悼映像
【第2部】
・横田正夫(第2代会長)「渡辺泰さんとのこと」
・小出正志(第3代会長)「渡辺泰先生ー謝辞と追想」
・桑原圭裕(西日本支部代表)「渡辺泰講座を振り返って」
・登壇者によるトーク
【第3部】
・追悼映像「渡辺泰先生の想い出」
(司会:萩原由加里、佐野明子)
◎担当:西日本支部、歴史研究部会、研究・教育委員会
【2】学会賞記念講演
2019年度の日本アニメーション学会賞の受賞者である西村智弘氏(映像評論家)による記念講演「わたしたちはアニメーションをどのように理解してきたか」を行います。西村氏のご著作『日本のアニメーションはいかにして成立したのか』は、日本における「アニメーション」概念の受容を歴史的視点から論じた労作として、リファレンスともなりうる実証性を備えていると評価され学会賞を受賞しました。
◎日時:9月13日(日)13:00〜14:30 <ZOOM>
【3】学会賞受賞式
2020年度の学会賞の授賞式を行います。
◎日時:9月13日(日)14:30〜15:00 <ZOOM>
【4】研究発表
◎研究発表1(ZOOM):9月12日(土)10:00〜12:00
・キム・ジュニアン『セル画に関する現象学的・高分子化学的研究を目指して:映像経験とその保存の問題』
・石田美紀『声優のスター化におけるアニメ雑誌の役割ー1970年代末の事例に即して』
・たつざわ さとし『東映動画発足の経緯の再検討』
・増田弘道『アニメーション産業研究について』
◎研究発表2(ZOOM):9月13日(日)10:00〜12:00
・平野泉『〈ホビーアニメ〉における「改造」の表象』
・宮崎しずか『アニメーション教育における一考──幼児心理学に基づくアニメーション制作の実践を通して──』
・有吉末充『異物としての子ども、再生する家族ーアニメと家族』
・アルト・ヨアヒム『戦争を語るアニメ、そしてその代品の絵本』
◎研究発表3(オンデマンド)会期中、常時視聴可能。
・王伸子『アニメのセリフに現れる非日常性 ー日本語教育の立場からー』
・佐分利敏晴『アニメーションからかたちを奪い去る』
・陳龑『「IP」という言葉から見る近年の日中アニメ産業の交流』
・布山タルト『アニメーション表現活動を通じたインクルーシブアート教育の実践』
大会実行委員会
実行委員長:須川亜紀子
実行委員:布山タルト、キム・ジュニアン、米村 みゆき、いがらしなおみ、
石田 美紀、小出 正志、佐野 明子、陣内 利博、津堅 信之、野村 康治、
萩原 由加里、松本 淳、横田 正夫、和田 敏克