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サムネイル:ICAF 2020 フェスティバル・ディレクターからのご挨拶

2020-08-01

ICAF 2020 フェスティバル・ディレクターからのご挨拶

2020-08-01

ICAF 2020 フェスティバル・ディレクターからのご挨拶

 学生アニメーションの最前線、インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)。18回目を迎える今回は「あたりまえを問いなおす」をテーマとして掲げます。  新型コロナウィルスのパンデミックにより世界は短期間のうちに激変してしまいました。数多くの尊い命が失われ、都市封鎖により経済活動は停滞し、学校も閉鎖されました。「あたりまえ」の日常が崩れ、学校や授業、入学式や卒業式、会うこと・話すこと・食べること…等々、あらゆることの意味を根本から考えさせられる日々が続いています。こうした喪失の経験は悲劇としか言いようがありませんが、それをただ悲観していても何も始まりません。むしろ私たちの「あたりまえを問いなおす」機会として捉え、ポジティブに社会を変えるきっかけにしていくべきではないでしょうか?  ICAFもまた、20年近い歴史の中で回を重ねるごとに様々な「あたりまえ」が形づくられてきました。今回のICAF2020では、そうした「あたりまえ」を根本から問い直し、この危機的状況だからこそ出来る、新しい形のフェスティバルを目指したいと考えています。具体的には、まずICAFという「場」のありか