ICAF2024 インフォメーション – Information
メインプログラム
参加校別プログラム ICAF2024 Picks
会場:国立新美術館3F講堂・研修室 33校の全246本の作品を上映します。プログラムは2〜4校ごとに分けられ、講堂と研修室でそれぞれ1回ずつ上映されます。また講堂での上映時には、出品者や教員らによる舞台挨拶があります。
「各校選抜プログラム」では時間の都合上ダイジェスト版で上映される作品も、「参加校別プログラム」ではオリジナル版(フル尺)で上映されます。参加校別プログラムの作品情報は「参加校別作品一覧」のページでご覧ください。
各校選抜プログラム School Picks
会場:国立新美術館3F講堂/ICAF2024特設サイト 33校から各1本ずつ推薦された作品を上映する選抜プログラムです。国立新美術館での上映時には、観客による投票が行われ「観客賞」が選ばれます(最終日の閉会式で発表)。
尚、上映時間の都合上、長尺の作品は5〜6分以内に短くしたダイジェスト版で上映します。全編視聴は「参加校別プログラム」か、ICAF2024特設サイトの「各校選抜プログラム」のページでご覧ください。
特別プログラム
オンライン特別プログラム「学生アニメーションの最前線へようこそ!」作品批評インタビュー
配信期間:9/16(月)〜9/29(日)予定 WEBサイト上の特別プログラムとして、現代アニメーションを深く見つめる強者ゲスト2名を招き、今年度ICAF作品の作品批評をインタビュー。
今年の見どころは果たして?「学生アニメーションならではの魅力」を、しっかり紐解きます!
ゲスト:田中大裕(アニメーション研究者) 、矢野ほなみ(アニメーション作家)
特別企画①「陣さんと教え子たち」武蔵野美術大学 陣内利博先生 追悼企画
会場:国立新美術館3F研修室 ICAF初代フェスティバルディレクターとしてICAF立ち上げの生みの親と言うべき武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科名誉教授の陣内利博先生が2024年3月28日にご逝去されました。
陣内先生の教え子たちをゲストに招き、学生時代のお話やレトロスペクティブ上映をおこない、ICAFの軌跡と陣内先生についてふりかえる上映&トークイベントです。
ゲスト:今津良樹、田中紫紋、敷城こなつ、早瀬 交宣、見里朝希
司会:小出正志(東京造形大学)、山中幸生(東京工芸大学)
特別企画②「木を見たから森が見える!」アニメーション作家・黒坂圭太 公開ライブ&トークイベント
会場:国立新美術館3F研修室 武蔵野美術大学教授であり、国内外でカルト的な人気を誇るアニメーション作家・黒坂圭太氏を招いた公開ライブドローイング&トークイベントをおこないます。創造の過程をライブで披露するのは7年ぶりとなります。一期一会のとても貴重な機会であり、黒坂圭太という作家の魅力を存分に味わえるイベントです。
トークでは、個人アニメーション作家としての経験と、40年にわたる教員経験を振り返りながら、2026年の完成に向けて進めている新作についてのお話も伺います。今なお挑戦と進化を続け、前人未到の境地に向かおうとしている黒坂圭太の現在を照らします!
特別企画③「ときめくアニメーション –ワクワクのつくりかた–」トークイベント
会場:国立新美術館3F研修室 見ているだけでワクワクできる、カラフル&キュートなアニメーションたち。そんな「ときめく」作品をつくるアニメーション作家たちに、魅力的なビジュアルと動きをどのように生み出しているのか、創作のヒミツに迫ります!
ゲスト:大谷たらふ(アニメーション作家)、ささきえり(イラストレーター、アニメーション作家)、スズキハルカ(映像作家、アニメーター)
特別企画④ ICAFとらのあな「みんなの作品見てみまSHOW!」学生アニメーション持ち込み作品アドバイス会
会場:国立新美術館3F研修室 ICAF恒例企画、中学生以上から参加可能な作品持ち込み上映・公開アドバイス会です!
アドバイザー:大谷たらふ(アニメーション作家)、ささきえり(イラストレーター、アニメーション作家)、スズキハルカ(映像作家、アニメーター)
タイムテーブル
※2024/9/19訂正:9月27日の各校選抜プログラムの上映順は、正しくはB→Aの順となります。お詫びして訂正いたします。
上映会場のご案内
会場
Venue
The National Art Center, Tokyo 3F Auditorium + Lecture Room
実施期間
Period
Thur., September 26 – Sun., September 29, 2024
※会期中の9月27日(金)〜29日(日)は、会場の国立新美術館を含む六本木の街を舞台にしたアートの饗宴「六本木アートナイト2024」も開催されます。
上映開始時間
Screening start time
内容(現地会場)
Contents (Venue)
上映:各校選抜プログラム+観客賞投票受付
特別企画①:「陣さんと教え子たち」武蔵野美術大学 陣内利博先生 追悼企画
特別企画②:「木を見たから森が見える!」アニメーション作家・黒坂圭太 公開ライブ&トークイベント
特別企画③:「ときめくアニメーション –ワクワクのつくりかた–」トークイベント
ICAFとらのあな:「みんなの作品見てみまSHOW!」学生アニメーション持ち込み作品アドバイス会
研究論文展示
ほか
入場料
Entrance Fee
オンライン開催の概要
オンライン期間
Online publication period
Mon., September 9 – Sun., September 29, 2024
内容(オンライン)
Contents (Online)
オンライン特別プログラム「学生アニメーションの最前線へようこそ!」(配信期間:9/16(月)〜9/29(日)予定)
メインビジュアル/オープニングアニメーション・音楽 コンセプト
「希望」「傷」「羽」というキーワードを基に制作をスタートさせました。
このキャラクターは、困難に直面しながらも希望を失わず、再生の象徴としての羽を持っています。傷つき、揺らぎながらも、未来に向かって飛び立つ準備をするキャラクターを描くことで、内面的な葛藤と一条の風のように揺るがない希望を表現しようと試みました。
繊細な印象を持たせるために、ペンのタッチをつけています。現代の若手作家が抱える不安や期待を昇華させ、自身の道を切り拓いていける未来を切望します。
ディレクター:MARU AKARI 音楽:河村さつき/Satsuki Kawamura
フェスティバルディレクターよりごあいさつ
Fly into Youth Power
学生アニメーションの最前線、インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)。22回目を迎える今回、テーマとして掲げるのは “Fly into Youth Power” です。全国各地から若いクリエイターたちの荒削りな創作のエネルギーが集まり、さらに大きなエネルギーとなる。参加者がそこに飛び入ることで活力をもらい、何か行動を起こしたくなる勇気と未来への希望を手に入れる、そのようなイベントにしたいという希いをこめました。そして今回は特に、未来のICAF出品者となりうる、高校生たちの参加も促したいと考えています。
また今回初の試みとして、実行委員会の複数幹事校からディレクターをたてるチーム制をとり、東京藝術大学の布山タルトと武蔵野美術大学の髙谷智子が共同ディレクターを務めます。今後のICAFの持続的運営をみすえ、これまで以上に大学間の垣根を越えた連携を目指して参ります。
現在、世界はさまざまな問題に直面しており、不安定で希望を抱きづらい状況が続いています。しかしそうした中でも、若者たちが長い時間をかけて世界や他者、自己との対話を重ねながら作りあげたアニメーション群は、きっとこの厳しい現状を打開し、変えていく力・希望・勇気を人々に与えてくれるはずです。作品に込められた若々しいエネルギーに触れ、それが自ずと広がってゆくようなイベントにしたいという希いをこめて、ICAF2024を開催します!
実行委員長よりごあいさつ
ICAFの未来予測
20年前、私もICAFで上映された学生の一人でした。他大学の作品に刺激を受け、ライバル心を燃やして次回作に取り組んでいた頃を懐かしく思い出します。当時は各美術大学でアニメーションの専門課程が続々と立ち上がり、PC一台あれば一人で作ることが出来るようになり、アニメーションを作る学生が大いに増えました。
完成した作品を発表する主な場所は、自主上映会を開いたり、映画祭や映像コンテストに応募したり(広島国際アニメーションフェスティバル、ノルシュテイン大賞、文化庁メディア芸術祭、デジタルスタジアムなど)、そしてICAFでの上映でした。YouTubeは2006年から、Twitterの動画投稿は2015年からなので、今のようにオンライン上で発表することは当時は一般的ではなく、作品を通して世界と繋がっていくためには、学校外での上映活動が必要不可欠でした。その世界と繋ぐ最初の入り口になったのが、このICAFだったのです。
ICAF2003カタログの挨拶文の中で、当時の実行委員長の古川タクさんはこんなことを仰っています。「ミュージシャンがアルバムを出すように、アニメーション作家が新しい作品集を世に問う時代が必ず来る。願望を込めて、ボクはずっとそう言い続けて来ました。」ポータブルプレーヤーで気軽に映像を持ち歩ける時代が来て、その中でアニメーション作家たちが次々と作品を発表していく未来を予測されています。そして、数年後にその通りの時代がやってきました。
この20年間は、制作する環境と発表する環境が大きく変化していき、その中で多くの作家が登場した時代でした。そして、これからの20年をカタチ作っていくのは、紛れもなく現在の学生の皆さんたちです。世界と繋がっていくスピードが加速度的に上がっている現代で、個々の作家性をさらに尖らせて、フットワーク軽く世界に挑んでいってください。そして、進化し続ける新時代のアニメーション作家たちと今後もICAFで出会えることを楽しみにしています。
実施体制
名誉実行委員長
実行委員長
副実行委員長
フェスティバルディレクター
実行委員
山中 幸生、小栁 貴衛、細川 晋、キム ハケン(東京工芸大学)
和田 敏克、若見 ありさ(東京造形大学)
運営アドバイザー
運営サポート
齊藤 光平(東京藝術大学)
洞口 祐輔
運営協力
テクニカルアドバイザー
メインビジュアル
オープニングムービー
音楽:河村 さつき(東京藝術大学)
アートディレクション
ガイドブック
デザイン:金 晃平
特設WEBサイト
デザイン:鳥山耀太
主催
共催
協賛
株式会社アイケイアイエフプラス、株式会社ウィットスタジオ、高知アニメクリエイター聖地プロジェクト、株式会社十返舎、シンエイ動画株式会社、CLIP STUDIO PAINT、日本アニメーション株式会社、株式会社ファンワークス、株式会社ボンズ、リトルビット株式会社、株式会社ロボット
株式会社Andraft、株式会社 ガレージフィルム、京楽ピクチャーズ.株式会社、株式会社CLAP、株式会社白組、株式会社スタジオエイトカラーズ、株式会社スタジオコロリド、株式会社ディレクションズ、株式会社ノーヴォ、株式会社pHスタジオ、株式会社ピクス、株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND dwarf事業部、株式会社 Flying Ship Studio、株式会社プロダクション・プラスエイチ、ユーフォーテーブル有限会社、株式会社プロダクション・アイジー
特別協力
協力
幹事校(5校)
多摩美術大学、 東京工芸大学、 東京造形大学