ICAFとらのみち

インタビュー(2)山中幸生さん、小柳貴衛さん、キム・ハケンさん、細川晋さん

インタビュー(2)
山中幸生さん、小柳貴衛さん、キム・ハケンさん、細川晋さん
クリエイターの進路の一つに「教員」があります。ICAF自体、2002年にアニメーション作家や制作者であり、学生指導をしていた現在の幹事校の教員によって始まりました。当時学生として学び、ICAFに参加し、現在ではクリエイターを続けながら学生指導を行う、今回の幹事担当校の4名による話です。

山中幸生(やまなかゆきお)
1974年 山梨県大月市生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。同研究室助手を経て、2007年度より東京工芸大学アニメーション学科で教鞭を執りながら、アニメーション、イラストレーション、デザインを中心に創作活動を行う。ICAFには第1回目への出品だけでなく、助手時代からから関わり、立ち上げ初期のカタログデザインやアートディレクションをはじめ、2010年にはFDも担当した。日本アニメーション協会(JAA)事務局長。

小柳貴衛(こやなぎたかえ)
2003年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。 フリーランス・制作会社を経て、現在は東京工芸大学アニメーション学科にて教育に携わる傍らでWeb配信・テレビ・CM等のアニメーション映像制作や背景画・イラストレーションを制作しています。過去にはアニメーションワークショップの企画・運営も行う。ICAF2017ではFDも担当した。

キム ハケン
アニメーション作家。1982年韓国ソウル生まれ。2011東京工芸大学芸術学部アニメーション学科卒業。2013年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。東京工芸大学アニメーション学科助教。主な作品に『ぐりうむ』(2010)、『Awaiting』(2011)、『MAZE KING』(2012)、『Jungle Taxi』(2016)、『RED TABLE』(2021)。

細川 晋(ほそかわしん) アニメーション作家。1978年生まれ。2004年、多摩美術大学大学院デザイン専攻修了。日本アニメーション協会理事。人形アニメーションを使用した映画やTVCMに携わる。主な作品『鬼』(2004)『DINO!』(2020)