東北芸術工科大学

01

『いのちのお皿』

笹原すみか

02

『&(and) 』

遠藤麻実

03

『ぼくは』

鈴木萌由

04

『サニマニララの太陽』

佐藤七海

05

『きっとこれは、ドンガラ・ブーブー・シャンシャン・ピー』

冨樫真雪

06

『ころりん浄土』

鴫原若葉

07

『日曜日の恋人たち』

斎藤有里

今年の出品作品は表現や手法の異なる7本をセレクトしました。笹原すみかの「いのちのお皿」は人間の食べ物となる生き物の「いのち」にフォーカスしたメッセージ色の強い作品です。遠藤麻実の「&(and)」は身体表現や楽器の演奏など人間が好きなこと行っている時の実像、それを見失った時の心を影で表現しているロトスコープ作品で、繊細で丁寧な表現は好感が持てます。鈴木萌由の「ぼくは」は思春期の少女の本音と建前、社会(他者)との関係を隠喩的表現で描いた作品で想像を裏切る展開に思わず顔がほころんでしまいます。佐藤七海の「サニマニララの太陽」は旅人が争いのない豊かな国を訪れ、パン作りを通じて住人たちとの交流を描いており、独特な色彩設計と作画力が魅力の作品です。冨樫真雪の「きっとこれは、ドンガラ・ブーブー・シャンシャン・ピー」は自身のトランポリン競技の経験を題材にしたセルフドキュメンタリーアニメーションで、自分をキャラクター化して登場させたり、トランポリン競技のファンタジックな技の数々など、笑いと緊張とチラ見せセクシャリティが同居するエンターテイメント作品になっています。鴫原若葉の人形アニメーション「ころりん浄土」は「おむすびころりん」のオマージュ的作品です。愛らしいお爺さんとお地蔵さんが繰り広げる想定外の展開をお楽しみ下さい。斎藤有里「日曜日の恋人たち」は3DCGとモーション、台詞の掛け合いと音を巧みに融合させ、視覚と聴覚の刺激を体感する完成度の高い作品に仕上がっています。個性豊かな7作品、どうぞお楽しみに! 

推薦教員:岩井天志
水野健一郎
稲葉まり